膝の痛みに対する施術

今日の患者様は、膝の痛みを訴えられて来院されました。

 

2～3日程前に膝が痛くなったそうです。

特に痛くなるような動きをした覚えはないとの事。

 

ただ、お話を伺ってい見ると、仕事上、12～3ｋｇの子供を背負って

屈伸することもあるそうなので、それが原因とも思われます。

 

検査をしてみると、内側と外側の半月板に異常はなし。

膝のお皿の内側に痛みが発生しているみたいです。

 

膝蓋骨内側に指を当てて膝を曲げ伸ばししてみると…

うん、コキコキと音がしますね。

 

恐らく、棚障害（タナ障害）ではないかと思われます。

 

聞きなれないと思いますが、当院には結構、タナ障害の

患者さんがいらっしゃいます。

 

説明させて頂くと、膝のお皿と太ももの骨の間に、滑膜ヒダという

お母さんのお腹の中にいる頃には、誰にでもあるヒダがあるんですが、

殆どの方は成長するにつれて無くなっていきますが、

一部の方にはそれが残る事があります。

 

日常生活において、その滑膜ヒダが悪さをすると…

（重りを持ってスクワット、膝をぶつけたなど）

痛みが出てくることがあるんですね。

 

炎症が起きると、滑膜ヒダが腫れたりして、

膝のお皿と太ももの間に、更に挟まりやすくなるので、

少し長引いてしまったりしますね。

 

痛い状態のまま放置しておくと、擦れたヒダが硬くなってしまったり、

厚くなってしまうので、なるべく早めに治療した方が良いと思われます。

 

こちらの患者様は1回の施術で膝の痛みが治まったとの事。

 

膝に熱感もなかったため、お灸も行いました。

 

早めの来院、ありがとうございました。

お大事になさって下さいね。

 

※写真は患者様に了承を得て掲載しています。一切の転載を禁じます。

 

 

 

松本市にある鍼灸按摩マッサージの治療院。

堀はり灸マッサージ院と申します。

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