突発性難聴の患者様
2023/03/26
今日は2月中旬から診させて頂いている突発性難聴の患者様のお話です。
2月のとある朝に、左耳に耳鳴りがしたと思ったら、
そのすぐ後に耳が聞こえなくなったとの事です。
総合病院に1週間入院され、ステロイドパルス治療を受け、
症状の改善が見られなかったとの事。
西洋医学でダメだったら、東洋医学の鍼やお灸で何とかならないかと
一縷の望みを抱えて、当院を受診してくださいました。
実は、院長も過去に突発性難聴を罹患したことがあり、
その時はステロイドパルス治療で治ったんですよね…。
なので、私自身は、突発性難聴治療の第一選択は
西洋医学だと思っています。
現在服薬中のお薬は、
アデホスコーワ顆粒10mg、メコバラミン500mg。
ただ、2~3割の方はそれでも治らないとのデータ。
突発性難聴の治療は、1か月以内が勝負といわれています。
写真左が2月24日現在のオージオグラムでのグラフ。
写真右が3月10日現在のオージオグラムでのグラフ。
(〇が右耳、×が左耳です。まるは英語表記のO、ばつは英語表記のXになります。
左側に書いてある-20~130がdB、音の大きさ。下に書いてあるHzが周波数、
音の高さになります。)
2月初旬のオージオグラムのデータがないとの事で、
患者様の主観になってしまいますが、総合病院での治療の後の
左耳の聞こえ方は、0~10段階表記で、0だったそうで、
ご予約のお電話を頂いた時に、今すぐにやって頂きたいことを
お教えし(治療として)、当院に来院時には3~4にまで回復されていました。
そして、一度目の治療を終えて、二度目に来院された際は、
5~6程に回復されていたとの事。
次回、総合病院にお薬をもらいに通院されるのは
4月初めとの事。
客観的データとして、オージオグラムのデータが改善していると嬉しいです。
そんなこんなで、薄皮を剝ぐように徐々に回復されていらっしゃいます。
最終的には元の聞こえに戻ることを念頭に…。
西洋医学と東洋医学、患者様が回復されればどちらでも構わないので、
両方の良いところを出していければなと考えている院長です。
私は、西洋医学なんてだめだ!!とか全く言わないですからね。
東洋医学だって、得意不得意があります。
物事は中庸です。
どちらかに偏らず、いいところだけ持って行ってください。
院長からのお願いです。
※写真は患者様に了承を得て掲載しています。一切の転載を禁じます。
松本市にある鍼灸按摩マッサージの治療院。
堀はり灸マッサージ院と申します。
御用命はこちらまで。
電話 08023411727
営業時間 10:00~2100
営業日 月から木、土日
定休日 金曜日
住所 長野県松本市内田72-4
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堀はり灸マッサージ院
〒399-0023
長野県松本市内田72-4
電話番号 : 080-2341-1727
営業電話はお断りしております。
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