当院の鍼灸治療の説明
2023/03/24
今日は当院の鍼灸治療の説明をさせて頂きますね。
患者様が来院されて、その病態から、患者様のお身体を診たり、
お話を伺ったりして、
東洋医学的な治療が良いのか、西洋医学的な治療が良いのか判断します。
例として、
西洋医学的な鍼やお灸はどんなものか、
毎日PC作業が多い仕事をされていて、
首や肩に疾患を罹患されていないで、
整形外科に行って、レントゲン撮影をした後に、骨や関節に異常があり、
慢性的に姿勢が悪く、肩こりや頭痛を訴えられる方には、
痛い場所に鍼を打ったり、お灸をしたりという治療を行います。
これが、西洋医学的な鍼。
エビデンス(科学的根拠)に基づき、治療を行います。
東洋医学的な鍼やお灸はどんなものか、
究極的な事を言えば、
患者様がどんな御病気を患っていても、関係ありません。
舌診、脈診、腹診などを行い、患者様の異常になった状態を
元の健康だった(回復力や自然治癒能力が最も良い)状態に戻す。
ただそれだけです。
最近で多い患者様の例としては、コロナワクチン接種後、
脳に霧がかかったような状態(ブレインフォグ)、
寝て起きた際に、身体の元気度が7~8割に回復して、
10割に戻らない。病院に行って診察を受けても問題ないと言われる…。
どうしてよいかわからない…(涙)。
そう仰る患者様が非常に多いです。
そんな方には、患者様に合った経穴(ツボ)を使用して、
例えば、慢性的な頭痛の患者様に、頭には鍼を刺さず、
お腹や足に鍼を打ったり、食生活の見直しによって、
頭痛を改善する治療を行う。
それが、東洋医学的な治療になります。
ちなみに、今日の写真の患者様は、
膵臓癌を患ってらっしゃる患者様です。
一週間に一度来て頂いております。
昨年、膵臓癌を罹患され、インスリンを自己注しないと、
食欲なしで、血糖値は食前350mg/dl程、毎日下痢が酷い。
足先の冷え・神経障害に悩まされる。
バイタルBP150/90前後、P90前後、期外収縮あり。
2022年、12月14日の体重、47.1kg
インスリンの自己注をお願いし、自己注開始。
食欲あり、血糖値は食前220mg/dl程、下痢は無くなる。
足先の冷え・神経障害は改善していない。
バイタルBP120/80前後、P70前後、期外収縮なし。
2023年、3月7日53.9kg
この体重増加は腹水を疑うと思うんですが、
腹部の触診時に、腹水は確認できません。
浮腫もなく、現在も元気にお過ごし頂いております。
ちなみに、写真左の鍼は、00番-1寸を使用し、百会・鳩尾・中脘・関門・滑肉門・肓兪・
期門・章門・足三里・陽陵泉・太谿に置鍼しながら、神闕を中心に枡灸(箱灸)
を行った時の写真になります。
こんな感じが東洋医学的な治療になります。
全てを説明できないのがもどかしいですが…
説明するとA4用紙400枚はかかってしまうので…
という訳で、こんな感じの治療をさせて頂いていますとの説明でした。
※写真は患者様に了承を得て掲載しています。一切の転載を禁じます。
松本市にある鍼灸按摩マッサージの治療院。
堀はり灸マッサージ院と申します。
御用命はこちらまで。
電話 08023411727
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営業日 月から木、土日
定休日 金曜日
住所 長野県松本市内田72-4
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