今日の患者様はぎっくり腰?
2024/10/31
今日の患者様は、先程まで台所に立っていたら
急にお尻の上辺りがピリピリしてきたと訴えられた患者様です。
触診してみると…腰部脊柱起立筋(主に腸肋筋)とL4~L5間から
L5~S1間にかけて、後は仙骨部と仙腸関節部にかけて痛みが出ている様子。
どうやら腰椎椎間板ヘルニアも罹患されているご様子。
触ってみても熱感はなし、立位だと何もしなくてもピリピリ感がある。
伏臥位(うつぶせ)になっても疼痛は増悪なし。
急性のヘルニアの症状なのか、はたまた筋筋膜性の腰痛なのか、
ただ、気になったのは、筋肉は硬い。筋緊張マックスですね💦
熱感があれば、冷やして鍼のみ行いますが、
熱感がないのであれば筋肉を緩める鍼とお灸を行いましょう。
硬くなった筋肉達に対し鍼を打ち、椎間関節部にも
圧痛があったため、補助的に刺入。鍼の間にお灸を行います。
大殿筋起始部・仙腸関節部にも疼痛を感じられていたため、
起始部には鍼を、仙腸関節部にはお灸を行ってみました。
抜鍼後、鍼の刺激を無くすために、
両下肢のみマッサージを行いました。
施術が終わり、立位になって頂くと、
全く痛みを感じなくなって動けるようになったとの事でした。
お役に立てたなら幸いです。
お大事になさってください。
≪注意≫
一口にぎっくり腰と言っても、原因は一つではありません。
筋肉が原因だったり、関節が原因だったり、靱帯が原因だったり、
この10月で一番多かったのは仙腸関節の障害でした。
この仙腸関節の障害では、重いものを持った際や、
立ったまま草むしりをしたり、靴を履こうと足を延ばしたまま前屈位になった際に
後仙腸靱帯が伸びてしまって起こることが多いようです。
この場合は、完治するまでにおよそ1か月かかります。
今日の様に、1回の施術で治る事もあれば、
何回も施術をしないと症状が改善しない方もいらっしゃいます。
それを鍼やお灸を行う事によって、短くする事が出来ます。
ただ、仙腸関節の障害に対する鍼は基本痛いです。
最近の夜は寒いです。暖房をうまく使用し、身体を温かくして、
お過ごしください。
※写真は患者様に了承を得て掲載しています。一切の転載を禁じます。
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